ピックアップされる書籍

人々の話題になっている政治経済、国際関係やファッション、旅行関係などはもとより、現在、多くの日本人が抱える、 それぞれのプラィべートな悩みを解決に導くような本が、書店でより多く求められていることもあります。 ですから、タイトルやサブタイトルにそのようなニュアンスが感じられることが必須で、 タイトルをより引き立たせるための表紙のデザインやカラーも大切になるでしょう。

書店で本がピックアップされるためには、人々の話題や悩みへの解決をイメージさせるタイトル、サブタイトルの他に、書店環境もあります。 平積みされている方が表紙が良く見えますし、棚に入っている場合にはポップが立っていると目につきやすくなります。

また書店に行く読者は、購入する書籍が決まっていたり、予約してあったりする人も多いわけですから、 書店で売れる本の理由は、書店に足を運ぶ前にあったことのほうが多いと言えるかもしれません。 もちろん目的の本と共に、別の本を衝動買いしてしまうことや、予定を変更して他の本を買ってしまうことだってあるでしょう。 やはり、現在進行中の話題性の感じられるタイトルの本と言えるでしょうし、人気作家の本の場合もあるでしょう。

2013年の今は、新内閣の経済政策を反映してか、投資関係のプロの著者による書籍の売り上げが順調とか聞かれます。 良書が必ず手に取られて購入されるとは限らない現状では、編集者側のプロモーションや出版社の書店への働きかけ、アドバイスなども有効といえるでしょう。