出版プロデューサー

世に出るベストセラー本の内、ある程度は優秀な出版プロデューサーによりつくられたものといえます。 著者が世に訴えたい内容を持ち、それが人々の成長や世の中に役立つと判断されれば、著者自身の文章力が完全とは言えない場合でも、 出版プロデューサー次第でベストセラー、または近くまで行くことは可能なようです。

具体的な出版プロデューサーの仕事は、担当する著者が決まると、書籍の構成から入り、タイトルを決めること、 あるいは著者が決めたタイトルへのアドバイス、本の表紙を含めたデザインと、場合によってはデザイナーの紹介、 多くの出版社の中からどの出版社を選ぶかや、費用など、出版に関する全体的なコーディネイトに関わることになります。

自分の執筆した書籍を出版したいと思っている著者がいて、良い書籍を出版したいと思っている出版社がいれば、出版プロデューサーの出番となるでしょう。 出版プロデューサーにも個性の違いにより、やり方は異なるようですが、最近の傾向としては、ソーシャルメディアを使ったブランディング戦略があります。

SNSを使おう！

FacebookやTwitter、mixiなど、ソーシャルメディアは今後ますます活性化してきますし、しかも無料で使えるものですから、 大いに活用したいもの、著者ご自身のブランディングをある程度確立することで、競合他社との差別化ができ、価格競争に巻き込まれなくなります。

ただ、力があるのに今一つ自信が持てない著者もおられ、そのような方に対しては、自分の強みを見つけ磨く努力を促すとともに、 そこを選ぶ理由にしているお客を集めることも、出版プロデューサーの仕事のポイントになるでしょう。

他に、めでたく書籍を出版した後の出版記念パーティーや、プレスリリースまでお世話する出版プロデューサーもいらっしゃるようです。