本のテーマ

書店で売れるための
あらゆる情報を集めました。

売れる本のテーマ、流行や風刺などについて

書籍を作っても売れなければ意味がありませんね。 売れる本のテーマを決めるのは、いたってシンプル、著者が書きたいテーマではなく、読者が読みたいテーマにすればよいのです。 これは、あるベストセラー作家が言った言葉でした。 この意味は、読者に迎合するのでは決してなく、読者の立場に立ち、読者への感謝の気持ちが込められています。 読者が読みたいテーマは一つではないでしょうから、著者は自分の得意分野、または興味のある分野に近いテーマを見つけられるかも知れませんし、 そうでなくても、著者は情報収集から始めて、創作活動にチャレンジするでしょう。 だいたい10冊ぐらいの専門書または近い本を読めば、そのテーマについてのかたちのあるものは書けるそうです。 あるいは全く別の観点からテーマを考えてもいいかも知れません。 例えば読者に、新たな問題意識としてのテーマを提供したり、啓蒙的な内容を事実を元に解説したりなどいかがでしょうか?

流行に関連する事とか、風刺を扱うものも、悪くないと思いますが、書き手は多数いるでしょうし、かなりの競争になると考えられますから、 プロでも難しいテーマに挑むにはそれなりの覚悟が必要でしょう。

大切なこと

そして大切なことが1点あります。 テーマを決める時に、読者の対象も決めてしまうことです。 例えば、英語を3カ月でマスターする本、をテーマに決めたら、読者の対象は、海外の英語圏でホームスティしたり、 観光目的の人など、短期間の滞在に必要なコミュ二ケーションスキルを身につけたい人が読者層になるでしょう。 この場合、男女や年齢は関係ありません。

他に、現代のマナーシリーズ、と題してITに関する言葉やしくみの解説がテーマだとしたら、ITの苦手な50代、60代の人々が対象になるかも知れませんね。 情報を収集し書くことで著者自身も勉強できるわけです。 当然のことながら、専門の先生に最終的なチェックをしていただかなければいけませんが。